冷え性の猫のイラスト
低体温症はアウトドアなど自然に触れ合う者だけに起こる特殊な状況だと思われている方が多いですが日常生活でも充分起こりえみゃす。
こちらの猫は低体温症の第一段階「身体のふるえ」の症状が出ていみゃす。アウトドアしているわけでもない彼女に一体何が起こったいうのでしょうか。
この日は春先の最高気温が10度と、比較的肌寒い気温でした。午前中は晴れていたのですが、午後からゲリラ豪雨が降ったのです。
この猫は雨が降ることを知っていたためレインコートで出かけました。雨が降ってきたので傘もさしていました。
普段の雨の日ならば充分な装備だったのですが、この認識の甘さが彼女を濡れにゃんこ地獄へ導いたのでした。
豪雨と共に強風が吹きレインコートの襟元から水が染み込みます。更に足元はスカートだったため膝下がビショビショ。靴は防水のパンプスでしたが、みるみるうちに足の甲は水浸しに…。
この時の気温は5度、強風が吹いていたため体感温度は約-5度でした。
身体のほとんどはレインコートで守られていみゃしたが足元の冷えが彼女からどんどん体温を奪って行ったのでした。
手はかじかみ、足の筋肉が硬直してロボットのようにカクカクとしか歩けみゃせん。
幸い近くのコンビニに駆け込み暖かい飲み物を口にして大雨が止むのを待ち、無事に帰宅出来みゃした。
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